またもやアプリレビューをすっ飛ばして記事を更新します。
コーポレート・ロゴって?
「コーポレート・ロゴ」(ver. 1.1)は、オープンソースのM+フォント・源真ゴシック・源ノ角ゴシックに会社ロゴタイプ風のひらがな・カタカナを組み合わせたフォントです。
つまり最近流行りのフリーフォントの名称です。
“コーポレート”とあるように、企業のロゴタイプとして使ったりできるようにデザインされています。
なぜいろんなところで見かけるようになったのか
最近本当によく見かけるようになったフォント「コーポレート・ロゴ」。
テレビ番組のテロップ、電車の広告、iOSアプリなどなど、様々な場所で使われています。
ではなぜこんないろんなところで見かけるようになったのか。
商用利用・改変が可能
商用利用が可能かどうか、というのは仕事をする上で最重要ポイントであると言っても過言ではありません。ここのチェックは欠かしてはいけないところです。
さらに、ロゴタイプとして使用したい時などは改変ができる点はありがたいですね。
2種類のウェイト
コーポレート・ロゴでは2種類のウェイト(Medium・Bold)が用意されています。
見出しはBold、本文はMedium など使い分けがしやすいです。
実際、テレビ番組のテロップでも割と長い文章に使われていました。
Noto Sansと相性が良い
ひらがな・カタカナ以外は源真ゴシックが使用されているこのフォント。
源真ゴシックとは、源ノ角ゴシックをベースにオフィスなどで使いやすいよう改変されたフォントです。
文字の形は源ノ角ゴシックと変わりありません。
源ノ角ゴシック、つまりNoto Sansの漢字が使用されているわけですね。(Adobeが提供しているのが「源ノ角ゴシック」、Googleが提供しているのが「Noto Sans」)
つまりつまり、このブログのように本文にNoto Sansを採用しているサイトの見出しなんかに使っても馴染んで使えるということになりませんか!
というか、オープンソースのフォントを使用しているフォントってかなり増えているようですね。
ひらがなやカタカナで相当印象が変わっていることが分かります。
シンプルで柔らかい
上記3点については、当てはまるフォントは他にもたくさんありますね。
ではやはりこのフォントならではの特徴が、多くのデザイナーさんに刺さっているはず。
そこで、私の印象は二つ、「シンプル」で「柔らかい」ということ。
かな文字の中でもカタカナは特に顕著なのは、シンプルかつモダンな雰囲気です。それぞれの文字固有の特徴を最小限に近い形で簡略化したデザインに仕上がっています。
シンプルであることは作者の方もこのように記述されていました。
それから「柔らかい」ということについて。ロゴタイプに使えるしっかりさに加え、丸みを帯びた柔らかさがあります。
ひらがなの丸い部分の面積が広いので、可愛らしい雰囲気になっています。
シンプルであることは汎用性の高さに繋がるし、柔らかさを持っていることで親しみやすさを出すことができるんではないかと思います。
フリーフォントを使うときの注意
これについてはLIGの記事に全部書いてあったので紹介します。笑
【フォントの些事】第1回 インストールする前に確認したいフリーフォントの基礎知識
私も知識が薄いところがあるので、実務に入るまでにこういった知識は是非身につけておきたいと思います…!