今流行りの(?)LINEスタンプを作りました!そして販売も開始されました!
「まる・さんかく・しかくまもと」→http://line.me/S/sticker/
これから作ろうとしている人、今申請中の人、いらっしゃるかと思います。少しでも参考になればいいなーと思いながら、(小声)宣伝も兼ねて、ひとつ記事を書いておきたいと思います!
まずこのLINEスタンプ「まる・さんかく・しかくまもと」ですが、タイトルからお分かりのように ”熊本県” がテーマのスタンプです。方言スタンプは受けが良さそうだし、当初は熊本弁スタンプも少ししか販売されていなかったため、熊本弁スタンプを作って、愛着の沸くようなものにしよう!と決めて早速とりかかりました。
テーマ、モチーフを決める
何といってもはじめに何を作るか決めなければいけません。
動物モチーフだとすぐに埋もれてしまうし、熊本に関するものだと、水?馬刺?米?、ウーン微妙。何かもっとよく分からない生き物っぽいのにしよう。と思い、まる・さんかく・しかくのキャラを描いてみました。
(知人に何種類かキャラがあった方が良いと言われたのもあって、統一感があり、かつバリエーションがつけれる何かないかな〜と思い、図形のまる・さんかく・しかくを選びました。)
おお、意外といけるな〜と思いつつとにかく色んな案を出しました。案出しの途中で「まる・さんかく・しかくまもと」の名前も思いつきました。それもあって、これだ〜!と安易に決めてしまいました。笑
実際につくってみる
テーマ・モチーフを決めたところで、とりあえず絵は描かずに40個案出しをしました。
今回のテーマは「熊本弁」なので全部に文字を書こうと決めていました。なので、まずはその文字だけの案出しです。
多くの人はきちんと全て、ラフで手書きの案を出していると思うのですが、横着な私はここからいきなりパソコンを取り出します….
今回使ったツールは、フリーのペイントツール「Fire Alpaca」です。
DLはこちらです→http://firealpaca.com/
スタンプを作ろうと色々調べている方はご存知かと思いますが、スタンプを作る際は必ず背景を透過しなければなりません。(背景ありきのスタンプ等は別です)
手書きのラフを取り込んで透過すると、若干の透過し忘れのせいでリジェクト!なんてこともあるそうで。
その点はじめからパソコンで描き始めた私はその心配はいりませんでした。笑
とにかく、40個の中から絵のイメージができたものを好きな形でどんどん描いていきました。
あ、ちょっとさんかくが少ないな〜、次さんかくにしよう!
このくらいの気持ちで描いていったのでストレスなく楽しく作れました^^(横着)
気をつけた点、注意すべき点
制作過程で気をつけたポイントは、
・余白をとること
これは、スタンプのガイドラインにも書いてあるのですが、スタンプには上下左右10px程の余白が必要だそうです。
つまり、W 370×H 320 pixelいっぱいいっぱいではなく、実質W 360×H 310 pixel程度 (訂正 : W 350×H 300 pixelですね。笑)で作るということですね。
・単色にしないこと
スタンプが単色だと審査が通りにくい…そんな話をネットでちらちらと見かけました。
そんな理由でリジェクトされるのも嫌だったので、
こんな感じで、気持ち程度に色付けしました。笑
申請してみる
だんだんと長くなってきましたが、もうしばらくお付き合いください。
とりあえず、スタンプ40個・メイン画像・タブ画像を作り終え、申請をしてみることに。
説明文は、英語/日本語で登録しました。
英語でスタンプは「sticker」と表記する点に注意です。
ここで私の失敗談をひとつ。
スタンプを申請する際に販売エリアを選ぶ事が出来ます。私はそこで「販売可能な全てのエリア」を選択しました。
しかしこれは「熊本弁」スタンプなので海外の人に受けるはずもないですね….このせいで審査が遅れてしまったかもしれません。
特に海外に売る予定のない方はなるべく日本だけに絞った方が良いと思います。
申請から販売開始まで
そして2014年9月30日スタンプ申請です!
その約10日後には審査スタート!
そして10月16日第一回アップデート。11月13日更新なしの一斉アップデート。
それから全く動きなし。待てど待てど動きなし。
しかし2015年3月2日ついに承認メールが!リジェクトなしです!
正直ローカルすぎるネタもあったので1回くらいリジェクトくるかな〜なんて思ってましたが、承認されてしまいました!
ここで一旦みなさまに宣伝して、販売を開始しました!長かったですね〜。実に5ヶ月。
地元熊本のスタンプということもあって、地元の友人がすごく良い反応をしてくれてとっても嬉しかったです^^*
販売を開始してから
ここからは、販売開始して初めて分かったことです。
まず面白いな〜と思ったのがこちら、
オーストラリアと韓国にやりとりしてることが分かる。笑
すごいですね、これ!単純に面白いな〜と思います。スタンプが使われた国が分かるなんて!
次にこちら、
左の数字が送信スタンプ数、右の数字が受信スタンプ数です。(グループに送信すると受信が多くなりますね)
どのスタンプがよく使われるのか、使われないのか、は次回作る際などに参考になりそうです。
さいごに
長々と体験談を語りましたが、参考になる箇所があれば幸いです。
暇ができたら他にもスタンプを作りたいな〜と思うのですが、審査にかかる時間を考えるとげんなりしてしまいますね。笑
しかも今年2月から収益分配率が50%→35%に引き下げ…
しかもしかもコインで購入の場合分配率50%でも手元に入ってくるのは37円!
うーむ。スタンプで稼いでる人ってすごいなあと改めて思いますね。笑
長々とお付き合いありがとうございました!!
まる・さんかく・しかくまもとはこちらから→http://line.me/S/sticker/